背景
2006年12月に、国際標準化機構(ISO)の機関は、インク(ISO/IEC 24711)およびカラートナー(ISO/IEC 19798)のプリンタ カートリッジのページ出力測定に関する新規格を承認しました。これらの新規格は、2004年6月に発行されたモノクロ トナー プリンタ カートリッジのISO/IEC 19752規格を補完しています。
それまで、出力測定に統一的な方法はありませんでしたが、しっかりとした算出・統計根拠に基づいた新ISO規格を使うことで、すべてのメーカーにおいて、同じ方法で測定値を算出することができます。
ISO/IEの詳細は、ウェブサイトの www.iso.org/jtc1/sc28で入手できます。
ページ出力測定とは
ページ出力測定とは、プリント カートリッジで印刷できるページ総数です。これまでプリンタメーカーは、測定値に個別の方法を使用していたため、メーカー間での統一的な比較をすることが難しい状況にありました。そのためレックスマークでは、他のプリンタメーカーやISOと協力して新規格の策定に取り組んできました。2006年12月13日、ISOはインクジェット(ISO)/IEC 24711)およびカラートナー(ISO/IEC 19798)のプリンタ カートリッジのページ出力測定の新規格を承認しました。これらの新規格は、2004年6月に発行されたモノクロ トナー カートリッジのISO/IEC 19752収率規格を補完しています。
なぜ、ページ出力測定方法を標準化するのか?
標準化した規格を使うことで、客観的に、正確にメーカや製品毎のページ出力枚数を把握することが可能になりますので、プリンタ購入の時、より公平な観点で意思決定を行うことが出来るようになります。
テストはどのように実施されるか?
ISO/IEC 24711と19798規格では、制御環境において、通常設定にしたプリンタを使って規定されるとしています。プリンタテスト環境は23.0℃ +/- 2.0℃で調整されています。
ISO/IEC 24712では、A4または21.59x27.94cmの用紙を使い、標準顧客ページ4枚と診断ページ1枚で構成されたPDFファイルを、最新バージョンのPDFリーダーを使用して出力することを測定基準としています。
テストで使用されるカートリッジとプリンタの数量は?
少なくとも9個のカートリッジまたはカートリッジ セットが寿命が切れるまでテストされます。これにより、統計値として信頼性の高い平均予測出力値の推定が可能になります。規格では、テスト用に様々な製造日と場所のカートリッジを取得することを推奨しています。
また、プリンタの個差による偏りを回避するため、少なくとも3個のカートリッジセットが3種類の異なるプリンタでテストされます。各プリンタで同じ数のカートリッジ セットがテストにかけられます。
ページ出力値がカートリッジとプリンタ システムとしてリストされている理由は?
ISOページ基準は常にカートリッジとプリンタシステムとしてリストされます。システムとしてリストすることで、様々なプリンタ モデルのプリンタ速度、カラーテーブル、日常の保守作業、および出力頻度などの違いが効率良く反映されます。
ページ測定値はどのように計算されるか?
報告されたISOページ測定値は、出力値の標準偏差を元に計算されます。テストされたカートリッジが9個ある場合、最大ISOページ収率は次のように計算されます。ISOページ出力値 = 平均ページ出力値 - (1.86 x (ページ出力値の標準偏差 / 3))
特定のプリンタにISO出力値がないのはどうしてか?
レックスマークでは、今後ご紹介する新製品について、ISOページ出力値を掲載いたします。
この標準規格は10.16x15.24cm(海外の写真プリント標準規格)にどのように変換されるか?
現在のところ、10.16x15.24cmプリントに関連するISOページ出力規格はありませんが、2008年または2009年に規格が承認されると予測されています。
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